無力なスリヴァー



気持ち悪いくらいに言葉と気持ちがうごめいているのだけれどここには
(僕はなにもできずに)
(冷たく浮遊している)
(むしろ皆の力を削ぐ)
あなたやきみやあなたやあなたのただひとつのおもいないしはきもちが
(お互いを高め合って)
(刹那感情を届け合い)
(言葉に なぶられる)
僕もそのうちのひとりのはずがどこか入りきれない妄想を持て余すのは
(むしろ皆の力を削ぐ)
(無力なスリヴァー)
あなたに


入りきれないのは
僕があなたを許容できないからだし
僕自身が許容されずともよいと思っているからだ
(でも身を寄せ合うスリヴァー僕はスリヴァー)

しかしそれは全て妄想だ

こんな僕が
あなたの贄になれるなら
それでもいいだろう
あなたを贄にするでもいいだろう
食うか食われるしかないのなら


あなたの贄になれるならそれもいいだろう


けれど 美しくはない




soon, I am removed from the game.



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